3.チーム・指導者の理念は何でしょう

チームコンセプトと重なりますが、指導経験が長くなればなるほど、初心を忘れ、勝利至上主義になりがちです。常に自分の中にある原点「理念」を決めておいて、振り返ることができるようにしておく必要がある。

  • 野球の普及に努めたい
  • 野球を通して、挨拶や礼儀を学んでほしい
  • 野球を通して強い体と心を持ってほしい
  • 野球の楽しさを伝えたい
  • ホームランを打たせてあげたい等など

思い切った方針転換が良い方向に向かうかも!

私の場合は、指導者になってすぐのころは部員数が少なく3年生以下が6年生の試合に出場しなければ試合に出れない状況だったため、エラーで負けることが多く理由は守備にあると思い、守備練習ばかりで厳しい練習中心でした。しかし、それでもやはり勝利には結びつかず、選手・保護者・指導者がギクシャクしてしまいました。これでは、いけないと思い思い切って少ない上級生を中心にした打撃練習ばかりにし、守備は打撃練習の打球を処理するのみとしました。すると、どんどん勝てるようになり、少々エラーで失点しようが、上級生が打撃で取り返すという相乗効果が見られました。しかも、方針転換から2か月程度からの大きな変化が見られました。それからは今では県内№1の打撃のチームとして毎年恐れられるようになりました。

欲張らずに一つのことを徹底してやるとうまくいく

読んでいただいてる皆さんも、思い切って選手が求めているのは何かよく考え、まずは欲張らずに一つのことを徹底してやるとうまくいくかもしれません。

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